オフェンス同士の距離のことを「ギャップ」といいます。スペーシングが大事とよく言われますが、このスペーシング=ギャップです。
5m以内を「ワンギャップ」「シングルギャップ」、8m以上を「ツーギャップ」「ダブルギャップ」と言います。
ワンギャップ
パスの距離。逆サイドに展開したり、攻めるチャンスをつくりだす場面ではワンギャップに寄ります。アタックしても2線が近くにいるのでいい状況になる可能性が低いです。
ツーギャップ
アタックの距離。2線が大きく移動しないとボールマンとマークマンを守れないので、どちらかにズレができる可能性が高くなります。パスをするには力が必要なので、基本的にドリブルを選択したい距離です。


1Q、2Qの攻め方は基本的にツーギャップをつくってアタックする(ブレイク1)ことからスタートします。このギャップを誰のところにどうつくるかを判断する力が必要です。
ツーギャップができているのにワンギャップ方向へアタックしてしまったり、なんとなく近寄ってワンギャップにしてしまったり…
まずはこの基本中の基本を当たり前に。