私がコーチとしてお手伝いをはじめたのは大学1年生の冬から。
当時のU12女子のヘッドコーチと私の父が知り合いで、父の「やってみたら?」のひとことがきっかけです。ミニバス経験もない、ただの大学生をコーチとして受け入れてくれたおかげで私のコーチ人生がはじまりました。
当時は審判を一生懸命やって子供たちの遊び相手になって、とりあえず迷惑をかけないように少しでも力になれるようにやっていた記憶があります。
いつかの市内大会前には、勝手にモチベーションビデオをつくって「見せてもいいですか?」って、みんなで市民館で見たなぁ。そんな勝手なことも許してくれた優しいコーチ。私もほかのコーチも、本当に自由にやらせてくれていました。今思えば、相当な器の広さですね。
そんなコーチが先日、旅立ちました。きちんとありがとうございましたの想いを伝え、今のU12女子を任されていることの責任を改めて感じました。私ができることは、今いる選手の能力を最大限に引き出し、チームをいい方向へ導くこと。
今年度の市内選手権の金メダル、必ず見せに行くから待っててね。