森コーチDiary💭

バスケの日記

ハンドオフに対して

ハンドオフはピックとほぼ同じなので、「ハンドオフした瞬間にショウしてそのままダブルチーム、ダイブやバックカットに対しては逆サイド45度のディフェンスが対応する」という約束事を持って挑みました。

✳︎ハーフディフェンスになる前の高い位置のハンドオフは出るとスペースが広くてカバーが間に合わないので、スライドで対応です。

1Q入りのダブルチームがよかったです。完全にカットはできなかったものの、幸先いいスタートが切れたと思いました。

オフェンスは気持ちのこもったアタックからゴール下が決まり、これまた幸先いいスタートでした。中盤は流れが行ったり来たりでしたが、向こうに流れが行きつつある中でもディフェンスで粘れたおかげで流れをつなぎとめられたと思います。

ベンチは「ここ粘りどころ、粘れてるからこのまま我慢し続ける」と考えていたけど、選手のみんなも同じ認識だったかどうかか気になるところです。(最後の話ではわかっていたような感じだったかな?)

各Q間やタイムアウトで話したのは、
・コーナーはミドルライン側へ行かせよう
・マイボールになるまでシュートチェックを繰り返そう
・逆サイドのローテーションを間に合わせよう

です。明けにすぐコートで表現できたのもよかった。

ただ細かいことを言えば、最終ラインのディフェンスが出てしまっていたし、やるべき選手がもっとやらなきゃいけなかったし、キープ力やファンブルなどハンドリング力が足りないことが原因でミスになっているし、すべてがよかったとは言えません。

シュート本数は32本。速攻がもっと必要です。基準は50本。

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今回はショウ中心でしたが、ハンドオフに対してはショウが定石とは思っていません。ピックに対して全ての相手にショウするわけではないのと同じで、相手のレベルによってショウなのかスライドなのかスイッチなのかを使い分けるのがいいです。

ショウしない場合、スイッチするとミスマッチが起こる1,2Qはスライド、ミスマッチが起こりにくい3,4Qはスイッチ、が最適解かと思っています。ハンドオフするチームに対してまたやってみましょう。

P.S.
もっと鬼蒸し蒸し暑い環境と思っていたけど想像よりは大丈夫でした。明日は2試合です。すこぶるいい体調でがんばるよ!